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わがこころのふるさと

去年の秋のこととなってしまいますが、秋田に出かけたときのお話。

秋田県は、母の出身地で、子供の頃夏休みや冬休みを過ごした場所です。親の転勤で、北海道各地を転々とした根なし草生活のため、「ふるさと」がない(もしくはふるさとだらけ)の私ですが、秋田は勝手に「自分の原風景」に指定したい場所なのであります。

新幹線に乗って、一路秋田へ。P1000163.jpg



お店を始めてからはなかなか休みを取りづらく、祖父母も亡くなってしまったため秋田にはすっかり足が遠のいてしまっていたのですが、久しぶりに訪れた角館は相変わらず懐かしい顔のままでいてくれました。今回は、なぜか行くことが無かった、「抱返り渓谷」へ遊びに行くことに。親戚のうちが、レンタカーの会社をやっているため、ちゃっかり車を借りて渓谷までの道をひた走ります。

ここら辺は風光明媚だと聞いていたけど、ここまですごいとは思わなんだ!P1000165_convert_20130128140042.jpg

水の色が「どうしてこうなった」というような色をしています。
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水が澄みすぎて遠近感がおかしいことになっとる
サクラマスが(教えてくださったみなさん、ありがとうございます)30メートル近く離れてる(はず)のとこからみても、相当でかかった!P1000183.jpg


「抱返り」という名前の由来は、人がすれ違うにはお互い抱き合わなければすれ違えないほどの狭い断崖絶壁だったということで、母が着た頃も非常に険しい道だったとのことでしたが、今では遊歩道が整備されていて、突っかけサンダルでも歩けるほどです(さすがにお勧めできませんが、そういう格好の人とすれ違いました)
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緑が目にしみいるようです
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なんだかわからない茸は必ず写真に収めておくことにしている(調べるかどうかは別として
しかし、すごい風景にすごい道。時折トンネルをくぐる箇所があり、(こういうとこ大好き)
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中はこんな。(長いところにはさすがに電気がついてた)
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ここを通り抜けた先に、滝がありました。
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本来なら紅葉の時季が一番なんでしょうが、いつでも素晴らしいんだなあ。 角館市内から、車でたった30分程度なのに、ここに来たことが無かったことが悔やまれます。
その後ちょっと寄り道して田沢湖をぐるっとまわりました。道すがら、「北海道商店」と描いている店が目に留まり、
そういうのをスルーできないわたしはUターンを強引にかまして店に入りました。

ペットボトルの茶などを買いながら店の名前の由来を聞くと、先代が北海道で商売をしてから、帰ってきてここで店を開いたので、周りの住民が「北海道(帰りの人がやってる)商店」と呼ぶうちにそのまま屋号となってしまったとのこと。いいですねえそういうアバウトな店名。
ちなみに、北海道のものは特に販売してはおりませんでした。

特に連絡もせずいきなり襲撃したという無礼極まりなさながら、親戚の家はごちそうを用意して待っていてくれました。ここのうちの方達はずっとそうやってもてなしてきたんだなあ。少し残念だったのは、いつもかならず上座に座っていたこの家の元締めだったおばあさまがいなくなっていたこと。未だに亡くなったことが不思議でならない。ずっと何かを話しているのですが、内容がわかったのは大人になってからでした。なにせ、訛がきつくて何を言ってるのかがわからなかった。そんな言葉遣いも、街を歩いててもなかなか聞くことが出来ず、時代なんだなあと思って少し寂しい気持ちに。
とはいえ見てくださいこの美しい茄子の漬け物を!
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きりたんぽ鍋を!
おいしいお酒とごちそうにすっかりいい気分で次の日を迎えました。角館の朝は異常に早い。商店や、大型スーパーまでもが、八時前から営業してたりする(そして閉店は6〜7時だったりする)
スーパーでこんなものが売られてた
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おそらく、昔の世代の人がどんどん亡くなってて、いらなくなったものが大放出されているのでしょう。おおよそアンティークショップらしからぬ場所に、いろんなものがカオスにおいてあるコーナーにすっかりはまってしまった。

街自体もアンティークなので、見ていて飽きないのだけど、このお店ももう閉まってしまった・・・(木製の看板に「ノーシン」って書いてあるんですよ。そんなに昔からあったんですね)
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かつてよく利用していた酒屋さんも、ご主人が亡くなり、廃業して更地にされているところなどを見て、胸が締め付けられるような気持ちになりました。子供の頃、お使いに行ったりした場所がなくなるのは、寂しいものですね。そして、祖父母を知っている人もだんだん減ってゆくのかと思うと、切ないです。

変わらない場所もありました。角館に訪れた際はぜひお運びになっていただきたいお店がこちらです。
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どどんと厳めしい石造の店の軒先にはいろんなものがぶら下がっています
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私が初めて来たときは、たしか祖母が亡くなった頃のことなのですが、裁縫用具を買いに行くように言われ、お使いにきてみたら軒先に日本昔話にでてきそうな蓑と笠、トラバサミ(罠です。今は禁止されたようで取り扱ってはいません)がぶら下がっており、中に入ったらいつの年代に発売されたんだかわからない「鉄人28号」の塗り絵が売られていました。爾来ファンであります。
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パーティー用品も各種取り揃えております。
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木箱入りのアイロン(新品です)・・・「コードついてます」って注釈がついてました。 大場久美子とかのトランプがあったり、なんていうか掘り出し物がありそうなすごい店ですよ。


揺り籠から墓場まで、何でもそろってる伊保商店「イオヤ」にぜひおざってたんへ!(いらしてくださいの角館丁寧語)

今回秋田に来た目的のひとつに、祖父母の法要があったのです。ご無沙汰して申し訳なかったとおもいつつ、訪れたお寺の和尚さんももう、年老い、すっかり弱っていて、時代が変わって行くことの無情さを感じました。
それでもなお、角館の空は私が子供のときと同じ色をしている。
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久々に親戚同士で集まったのですが、驚いたことにいとこの子供たち(初めて会った)が、私たちの小さかった頃そっくりで、既視感におそわれまくりました。こうやって、世代はあたらしくなっていくものなんですね。

いとこや私たちがにぎやかに走り回った祖父母の家もほかの人に貸してしまったため、訪れることもできなくなりましたが、でも、新しい世代は確実に育ってるんだなあ。そして、自分の長かった子供の時代に別れを告げて、秋田を離れました。また来ますね。今度は私の家族を連れて。
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2013.01.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | 頓散歩

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